日本語には多くの表現方法があり、正しく使えているか不安になる時はありませんか?
気心の知れた仲間には、気にする事はないですが、会社の上司や、取引先に対しては尊敬語・謙譲語・丁寧語を使い、話さなければいけません。
目上の方や、取引先の方に対して、正しい敬語を話せるように頭に入れておかなければなりません。
敬語力検定は、自身の敬語力を確認し、正しい敬語表現を身につけるためにおすすめの検定試験です。
敬語力検定とは?
敬語力検定は、NPO法人日本サービスマナー協会が主催で行われている検定試験です。
NPO法人日本サービスマナー協会は敬語力検定の他にも、「四字熟語検定」や「略語検定」なども実施しています。
初対面の人にいい印象を与えるには、身だしなみと言葉遣いです。
いいスーツを着て着飾っていても、正しい言葉遣いができていないと、印象は悪くなります。
敬語力検定は尊敬語・謙譲語・丁寧語の正しい使い方を学べる検定試験です。
敬語力検定の試験概要
敬語力検定はインターネットが利用できる環境であれば、パソコンやスマートフォンなどから、いつでもどこからでも受験が可能な検定試験です。
時間や日時を選ばないので、受験しやすい検定試験となっています。
試験概要を下記表にまとめました。
試験時間 | 30分 |
問題数 | 100問 |
試験方法 | インターネット受験 |
受験料 | 4,000円(税込み) |
受験期間中は何度も受験ができますが、1回目に受けた点数が、正式な点数となります。
受験を申し込むとIDが発行されます。1ID、4,000円ですが複数IDを申し込むと割引がされます。
金額は3ID、10,000円(税込み)、5IDで15,000円(税込み)となります。
敬語力検定の検定級
敬語力検定は1回目に獲得した点数によって検定級が決まります。
下記表をご覧ください。
獲得点数 | 検定級 |
86点から100点 | 1級 |
71点から85点 | 準1級 |
56点から70点 | 2級 |
41点から55点 | 3級 |
21点から40点 | 4級 |
0点から20点 | 認定級なし |
合格証明証が必要な場合は申請すると証明証を発行してもらえます。
証明証は有料で2,500円(税込み)がかかります。
敬語力検定の勉強法
敬語力検定は公式テキストや問題集などは発売されていません。
公式ホームページにサンプル問題がありますが、参考程度にしかなりません。
敬語力検定は自分の敬語力を測る検定なので、学習せずに1度検定を受け、間違えた箇所を中心に学習することをおすすめします。
敬語力検定受験のメリット
敬語力検定は正しい敬語を話せるかどうかを測る検定試験です。
一番のメリットは、自分の敬語力を知ることができることです。
自分のできていない所が分かり、学習することによって改善することができます。
正しい敬語を使える人は第一印象も良くなります。
メリットをまとめると、
- 自分の敬語力を知ることができる
- 間違いを知ることで、正しい敬語力が身につく
- 第一印象が良くなる
などです。
敬語力検定に挑戦しよう
敬語は社会人に必要なスキルです。
言葉遣い一つで相手からの印象は変わり、ビジネスパーソンとしての資質まで問われることもあります。
自分が正しい敬語を使えているか知りたい方や、敬語力に自信がなく学びたい方は是非、敬語力検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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