日本は昔から多くの魚を食している民族です。
魚は生で食べたり、焼いて食べたりと食べ方も数多くあります。
日本食の「寿司」や、「和食」なども世界で有名で、世界中の方から愛されている食文化です。
しかし、現代では欧米の食文化の影響などで、魚を食べる機会も減少傾向にあります。
「調理が面倒」や「子供の魚嫌い」なども原因となっています。
魚は季節による「旬」や場所によって取れる「魚種」なども変わり1年を通して飽きさせず、おいしく食べられる食品です。
日本さかな検定は、日本の魚食文化の普及に大きく貢献している検定試験です。
この記事を読めば、
- 日本さかな検定について
- 日本さかな検定の試験概要
- 日本さかな検定を受けるメリット
についてわかります。
ぜひ、最後までお読みください。
日本さかな検定とは?
日本さかな検定は一般社団法人日本さかな検定協会が実施している民間資格です。
「ととけん」の愛称で親しまれています。
「とと」とは古来、日本の子供たちが魚に愛着をもって魚のことを「とと」と呼んでいました。
日本さかな検定は日本の魚食文化や、各地域の魚の魅力を広く伝え、受験料の一部を三陸の漁業復興の義援金として寄贈するなど、日本の魚食文化を支える検定試験です。
日本さかな検定の試験概要
日本さかな検定は1級から3級の検定級があります。
1級は2級合格者の方のみが受験をできます。
試験概要を下記表にまとめました。
検定級 | 試験時間 | 問題数 | 試験方式 | 合格基準 |
1級 | 70分 | 100問 | 四肢択一式(マークシート) | 100問中 80問以上 |
2級 | 70分 | 100問 | 四肢択一式(マークシート) | 100問中 70問以上 |
3級 | 70分 | 100問 | 四肢択一式(マークシート) | 100問中 60問以上 |
準1級が新設され、1級受験者の70問以上79問未満の正解数は、準1級に認定されます。
日本さかな検定の開催日と開催地
次回行われる日本さかな検定の日程は2024年秋開催に向け準備中となっています。
日本さかな検定の受験料
日本さかな検定の受験料は学生割や、団体割、ペア割などがあります。
個人受験の料金は下記表をご覧ください。
検定級 | 一般 | 学割 |
3級 | 5,200円 | 4,940円 |
2級 | 6,300円 | 5,985円 |
1級 | 8,200円 | 7,790円 |
2級・3級併願 | 10,500円 | 10,500円 |
団体受験の料金は下記表をご覧ください。
検定級 | ペア受験 | 団体受験 |
3級 | 4,940円 | 4,680円 |
2級 | 5,985円 | 5,670円 |
1級 | 7,790円 | 7,380円 |
2級・3級併願 | 10,500円 | 10,350円 |
受験料はすべて、税込みとなっています。
団体受験は5名以上、ペア受験は2名1組で申込みが可能です。
日本さかな検定の勉強法
日本さかな検定の勉強法は、日本さかな検定公式ホームページで販売されている、公式ガイドブックや副読本などでの学習がオススメです。
4月8日からコロナウイルスの影響で、書籍の発送と問い合わせが休止となっており、再開は未定となっています。
全国の書店やアマゾンでも販売されているので、購入をお考えの方はお近くの書店での購入をオススメします。
日本さかな検定受験のメリット
日本さかな検定を受験することで、魚の種類や旬の魚について詳しくなります。
他にも魚の調理法など幅広く魚に関する知識を得ることができる検定試験です。
受験料の一部は東日本大震災の義援金として寄贈されるので受験をすることで、復興支援に関わることができます。
メリットをまとめると、
- 魚について詳しくなる
- 魚の調理法なども学べる
- 復興支援に繋がる
などです。
日本さかな検定に挑戦しよう
日本さかな検定は日本の伝統でもある、魚食文化を守り、次の世代に繋げていく大事な役割を担っている検定試験です。
日本さかな検定は大人から子供まで幅広い年齢層の方が受験している検定試験です。
日本さかな検定を通じて、さまざまの知識を楽しく得ることができます。
合格することで有料ですが認定カードや名刺を用意してもらえるので、魚好きな方とのコミュニケーションのきっかけにもなります。
魚好きの方や、釣りが趣味の方、新しい知識を得たい方などは、ぜひ日本さかな検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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