地図や地理が好きな方におすすめの検定。地図地理検定に挑戦しよう

民間資格

インターネットやカーナビの普及で、地図を読む機会も少なくなってきました。

しかし地図には道だけではなく、さまざまな情報が記されています。

地図地理検定は地図に関する知識や自然環境、世界の地理などが問われます。

地図を読むのが好きな方や、地理が得意な方などは地図地理検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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地図地理検定とは

地図地理検定は公益財団法人国土地理協会と一般財団法人日本地図センター主催で行われる民間資格です。

受験資格はなく、どなたでも受験が可能な試験です。

スマホの地図アプリも便利ですが、画面サイズの制約などがあり使いにくい場合もあります。

紙の地図はサイズの制約もなく、細かい情報も記されておりデジタルよりも優れている面も多くあります。

地図を読むのが苦手な方も地図地理検定の勉強をすると、地図を読むのがおもしろくなります。

地図地理検定の検定級と試験概要

地図地理検定には検定級がなく、基礎的な「一般」と高度な知識が求められる「専門」の2種類に分かれています。

専門から受験することも可能で、併願受験も可能です。

地図や地理の知識に自信がある方は難易度が高い「専門」を受験してみましょう。

試験方式を下記表にまとめました。

一般専門
試験時間50分60分
問題数20問24問
試験方式全問択一式択一式15問
記述式9問

試験が実施される都市は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡で開催されます。

地図地理検定の難易度

地図地理検定「一般」の難易度は地図、地理に関する一般的な知識を問われます。

小中高等学校の学習指導要領、過去のセンター試験地理A等を参考に出題されます。

地図地理検定「専門」の難易度は、高等学校の学習指導要領、過去のセンター試験地理B、国公立二次試験を参考に出題されます。

参考:国土地理協会

地図地理検定の「専門」は地図や地理の高度の知識が必要となり難易度は高めです。

地図地理検定の合格点と地図地理力博士

地図地理検定の「一般」は60点以上で合格となり、「専門」は成績上位者を1級から3級に認定されます。

「専門」で96点以上の得点、1級認定を5回受けた方は「地図地理力博士」に認定されます。1級認定を3回受けた方は、「準地図地理力博士」に認定されます。

他にも2級以上に認定された方は上級マップリーダー(地図専門指導者)の認定を受けることができます。

下記表をご覧ください。

条件称号マップリーダー
96点以上
1級認定を5回
地図地理力博士マップリーダー5スターズ
(五つ星地図専門指導者)
1級認定を3回準地図地理力博士マップリーダー4スターズ
(四つ星地図専門指導者)
「専門」の成績上位地図地理力1級マップリーダー3スターズ
(三つ星地図専門指導者)
「専門」の成績上位地図地理力2級マップリーダー2スターズ
(二つ星地図専門指導者)

参考:一般財団法人日本地図センター

地図地理検定の合格率

第31回地図地理検定の合格率を「一般」と「専門」を下記表にまとめました。

検定級受験者数合格率合格点
一般239人76.6%60点以上
専門1級111人5.4%80点以上
専門2級111人27.9%65点~79点
専門3級111人45.9%50点~64点

参考:一般財団法人日本地図センター

専門の合格点は受験者の上位が認定されるので、受験者レベルによって変わります。

地図地理検定の勉強法

地図地理検定の勉強法は独学のみとなります。

地図地理検定の通信講座やスクールはありません。

過去問題集や一般財団法人日本地図センターに過去問と解答・解説が公開されているので、それらをうまく使い学習することをおすすめします。

スタディサプリを使えば、小中高等学校での地理が動画で学べるので、こちらもおすすめです。

地図地理検定取得のメリット

地図地理検定取得のメリットは地図を読む力や、地理に詳しくなることです。

一部の大学入試では評価の対象となることもあります。

災害のリスクを記したハザードマップなども地図が読めないと意味がありません。

地図や地理は趣味として生涯学習にすることもできます。

メリットをまとめると、

  • 地図が読めるようになる
  • 地理に詳しくなる
  • 生涯学習にもなる

などです。

地図地理検定に挑戦しよう

スマホやパソコンなどの地図も便利ですが、地図には色々な情報は記されています。

種類も豊富にあり、地図の読み方がわかれば地図が苦手な方も面白く感じます。

地図が好きな方や、地理が好きな方、知識に自信のある方などは、地図地理検定にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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