ダイビングライセンスとは?種類や取得方法について解説!Cカード(ダイビングライセンス)について知ろう

民間資格

夏にやりたいマリンスポーツのスキューバダイビングには、ライセンスが存在します。

ライセンスを取得すると世界中の海でダイビングを、思う存分楽しめます。

一般的には、ダイビングライセンスと呼ばれていますが、正式な名称はCカードと呼ばれます。Cはcertificationの略で、認証という意味があります。

民間の指導団体が発行するものなので、正式にはライセンスではありません。

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Cカード(ダイビングライセンス)がないとスキューバダイビングできないのか

夏の旅行ツアーで体験ダイビングというツアーがよくあります。

体験ダイビングはCカードを持っていない人でも参加できるダイビングです。

ダイビングをしたことがない人でも気軽に楽しめるアクティビティです。

体験ダイビングは、ダイビングする前に機材の使い方などのレクチャーを必ず受け、ダイビングする時もインストラクターと一緒にダイビングします。

体験ダイビングとCカード取得者の違い

体験ダイビングとCカード取得者の大きな違いは、自由度の高さです。

Cカードがあると潜れる深さも変わり、魚のように自由に世界中の海を泳ぎ回れます。

見たこともない美しい景色や、水中の無重力感など日常生活では体験できない経験ができます。

体験ダイビングで、スキューバダイビングの魅力を感じたら、ぜひCカードを取得しましよう。

Cカードの種類とランク

Cカードは発行している指導団体が多数あり、種類も様々です。

指導団体は日本だけでも30以上存在します。一般的に有名な団体はPADI(パディ)やNAUI(ナウイ)、BSAC(ビーエスエーシー)などです。

基本的なプログラムは共通していますが、その中でも違いが多少あります。

日本では国内の主要なCカード発行組織によって構成されるCカード協議会という団体があり、プログラムの標準化を進めています。

この記事ではPADIのランクを紹介していきます。受講するコースによってランクも変わります。

スクーバダイバー(PSD)

ダイビングの講習を受けてみたいけど時間がない人などにおすすめです。

PADIのプロフェッショナルメンバーの引率で、水深12メートルまでダイビングができるようになります。

オープンウォーターダイバー(OWD)

このランクが一般的なCカードのランクとなっています。

自分達でダイビングの計画を立てたり、インストラクターなどの引率をつけずにダイビングをすることができます。

2人以上のダイバーとバディを組み、水深18メートルまでダイビングすることも可能となります。

アドバンスドオープンウォーターダイバー(AOW)

アドバンスドオープンウォーターダイバーはオープンウォーターダイバーの上位資格となり、水深18メートル以上の深さでもダイビングすることができます。

沈没船や海底洞窟は水深18メートルを超えるところが多いので、こういったポイントに行きたい方は必要となります。

日本各地や海外リゾートの名物となっているダイビングポイントはアドバンスドオープンウォーターダイバーの資格が必要となるところが多くなっています。

レスキューダイバー(RED)

スキューバダイビングは自然の中で行うアクティビティなので、予想外のトラブルが起きたりもします。

普段と違う水中でトラブルが起きると、些細なことでもパニックになったりします。レスキューダイバーはトラブルが発生しても、慌てず対処できる知識を備え、トラブルを未然に防ぐ能力、万が一の際の救命方法も身につけるコースになります。

マスタースクーバダイバー(MSD)

マスタースクーバダイバーには専門の認定コースはなく、さまざまな経験を積んだダイバーを表彰するものとなっています。

認定の条件は、アドヴァンスドオープンウォーターダイバーコース、レスキューダイバーコース、スペシャリティコースを5種類以上、さらに50ダイブ以上とかなりの経験を積まないといけません。

アマチュア最高峰のランクとなっています。

ダイブマスター(DM)

PADIのダイブマスターコースはプロのダイバーへの最初のスッテプとなっています。

知識の技術をプロのレベルまで高めて、ダイビングを仕事にできるランクです。

ダイビングの楽しさや、すばらしさを多くの方に伝えることができます。

Cカードの取得方法

実際にCカードを取得するには、ダイビングショップで取得します。ダイビングショップがどこのダイビング指導団体に所属しているかによって講習内容が多少変わります。

どの指導団体がいいとは一概には言えませんが、Cカード協議会に加盟している指導団体のほうがマイナーな指導団体より安心できます。

Cカードの取得費用

Cカードの取得費用はダイビングショップによって変わってきます。受講するコースや地域、ダイビング機材の買い取りかレンタルかなどによっても料金は変わります。

費用の内訳をしっかりと説明してくれるダイビングショップを選ばないと、後に追加料金を請求されたりもします。

ダイビングショップに交通費や宿泊費、ダイビング機材は買い取りかレンタルかなど、料金の内訳をはっきりとさせてから申し込みをしましょう。

Cカードの取得にかかる日数

18メートルまで潜れる一般的なCカードなら3日から4日で取得ができます

中には学科講習を事前に家で学習をして、実技講習を現地で行うツアーなどもあります。

旅行を兼ねてCカードを取得するという方も多くいます。

Cカード取得の年齢制限

PADIの場合ジュニアダイバーとして10歳から取得可能です。

活動に多少の制限はありますが、親子でダイビングをするにはじゅうぶん楽しめます。15歳になると、ジュニアダイバーから一般のダイバーに移行されます。

年齢の上限はなく幅広い年齢層の方が楽しめます。

Cカード取得の講習内容

講習内容は学科講習、プール講習、海洋実習の3つにわかれます。

学科講習の内容は、ダイビング機材についてや、水中の環境、潜水計画の立て方、ダイビングに関する知識を学び、最後に筆記試験を行います。

プール講習は、ダイビング機材のセッティング方法や使い方、潜り方や水中でのバランスのとり方などを学びます。

泳げない方でも水泳とは違うので大丈夫です。

海洋実習ではプール講習で行ったことは、実際に海で行います。プール講習でしっかりと基本をマスターしていれば問題なくこなせます。

Cカードを取得してスキューバダイビングを楽しもう

海中には日常生活では味わえない、すばらしい世界があります。

一度体験ダイビングを行って、興味がわいたらCカード取得をしてみましょう。

平日は仕事を頑張り、週末はダイビングを楽しみ、連休や、長い休みの時は日本各地や海外の海にダイビングをしにいくオーシャンライフを過ごしてみてはいかがでしょうか?

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