ビジネスに活かせる検定「ビジキャリ」!ビジネス・キャリア検定試験について知ろう

公的資格

昔は年功序列で会社に長く勤めれば地位もそれなりまで上がり、定年になると退職金をもらえる時代でした。

しかし、働き方改革や、終身雇用制度の崩壊などと言われる現代では変わりつつあります。

これからの時代、スキルアップや能力開発など自分自身で能力を高められる人間が求められます。

スキルや能力が上がれば、キャリアップにも繋がりハイクラスの企業への転職や、独立など選択肢が増えます。

ビジネス・キャリア検定はキャリアアップを考えている人や自分の実務能力を客観的に証明したい人などにおすすめの検定です。

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ビジネス・キャリア検定とは?

ビジネス・キャリア検定は中央職業能力開発協会(JAVADA)が主催する公的資格です。

8分野43試験から自分の職種に合った受験ができるのが特徴です。

ロジスティクス分野は経済産業省・国土交通省が後援、その他の分野は厚生労働省が後援しています。

略称はビジキャリで、さまざまな職種に対応しています。

試験分野は人事・人材開発・労務管理/企業法務・総務/経理・財務管理/営業・マーケティング/生産管理/ロジスティクス/経営情報システム/経営戦略の8分野に分かれています。

ビジネス・キャリア検定の分野と試験区分

ビジネス・キャリア検定には8分野あり分野別に試験区分が分かれています。

  • 人事・人材開発・労務分野

3級:人事・人材開発/労務管理

2級:人事・人材開発/労務管理

1級:人事・人材開発・労務管理

  • 経理・財務管理

3級:経理(簿記・財務諸表)/経理(原価計算)/財務管理

2級:経理/財務管理(財務管理・管理会計)

1級:経理・財務管理

  • 営業・マーケティング

3級:営業/マーケティング

2級:営業/マーケティング

1級:営業・マーケティング

  • 生産管理

BASIC級:生産管理

3級:生産管理プランニング/生産管理オペレーション

2級:生産管理プランニング(製品企画・設計管理)/生産管理プランニング(生産システム・生産計画・加工型・組立型)/生産プランニング(生産システム・生産計画・プロセス型)/生産管理オペレーション(作業・工程・設備管理)/生産管理オペレーション(購買・物流・在庫管理)

1級:生産管理

  • 企業法務・総務

3級:企業法務/総務

2級:企業法務(組織法務)/企業法務(取引法務)/総務

  • ロジスティクス

BASIC級:ロジスティクス

3級:ロジスティクス管理/ロジスティクス・オペレーション

2級:ロジスティクス管理/ロジスティクス・オペレーション

1級:ロジスティクス

  • 経営情報システム

3級:経理情報システム

2級:経営情報システム(情報化企画)/経営情報システム(情報活用)

1級:経営情報システム

  • 経営戦略

3級:経営戦略

2級:経営戦略

1級:経営戦略

色々な職種に対応できる試験が用意されています。

ビジネス・キャリア検定の検定級の試験概要

検定級はBASIC級・3級・2級・1級に分かれてます。

下記表に試験概要をまとめました。

検定級出題数合格基準試験時間出題形式
BASIC級70問出題数の概ね70%以上の
正答率
60分真偽法
3級40問出題数の概ね60%以上の
正答率
110分四肢択一
2級40問出題数の概ね60%以上の
正答率
110分五肢択一
1級3問試験全体の概ね60%以上かつ
問題ごとに30%以上の得点
150分論述式

参考:中央職業能力開発協会

受験資格などはなく、どの級からでも受験が可能です。

ビジネス・キャリア検定の勉強法

ビジネス・キャリア検定は分野別に公式テキストや過去問題集が販売されています。

中央職業能力開発協会でテキストの取り扱いサイトや書店が紹介されています。

他にも認定講座の紹介もされています。独学で学習するのが苦手な方などにおすすめです。

ビジネス・キャリア検定取得のメリット

ビジネス・キャリア検定は試験の選択肢が多く自分の専門的な知識を高めることができます。

転職時にも客観的に自分のキャリアを証明できる材料にもなり、キャリアアップの機会にも繋がります。

専門的に学習することで、知識がつき仕事の効率化や生産性も向上します。

メリットをまとめると、

  • 試験の選択肢が多く自分の職種に合った試験が受験できる
  • 転職時など自分のキャリアを客観的に証明できる材料になる
  • 専門的な知識が増え仕事の効率や生産性が向上する

などです。

ビジネス・キャリア検定に挑戦しよう

日本の労働環境は現在大きく変わり始めています。

老後2000万円問題などもあり年金にも不安が残る中、働き方改革や終身雇用の崩壊など、労働環境の変化にも対応していかなければいけません。

個人の生産力が求められる時代になり、スキルアップすることが重要になります。

知識やスキルが上がるとキャリアップにもつながります。

興味がある方や知識を高めたい方などはぜひビジネス・キャリア検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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