ビジネスに活かせる検定試験!統計学を学びたい方におすすめな統計検定!

公的資格

近年多くの企業がデータ活用を活発に行っています。

データを活用することで業務の効率化、売上増大などのメリットがあります。

データは集めるだけでは役に立ちません。大量のデータを分析するには統計などの専門的な知識が必要となります。

近年ビッグデータを活用する為にも多くの企業で統計学が注目されています。

統計学を一から学びたい方や統計学の知識を客観的に証明するのにおすすめな検定が統計検定です。

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統計検定とは?

統計検定とは一般財団法人統計質保証推進協会が実施している公的資格です。

総務省・文部科学省・経済産業省・内閣府・厚生労働省が後援し、一般社団法人日本統計学会が認定しています。

統計検定は統計に関する知識・活用力を評価する検定試験です。

学生から社会人まで、幅広い年代が受験をしている検定試験です。

統計検定の検定級と試験概要

統計検定には、1級から4級までの検定級と統計調査士、専門統計調査士があります。

各級の試験概要を下記表にまとめました。

検定級試験形式試験時間問題数
1級統計数理:論述式
統計応用:論述式
統計数理:90分
統計応用:90分
統計数理:5題出題され3問選択する
統計応用:4つの分野から1分野選択
5題出題され3問選択する
準1級4~5肢選択
部分記述
論述式
120分選択問題:20~30問
部分記述:5~10問
論述式:3問中1問選択
2級4~5肢選択問題90分35問程度
3級4~5肢選択問題60分30問程度
4級4~5肢選択問題60分30問程度
統計調査士4~5肢選択問題60分30問
専門統計調査士4~5肢選択問題90分40問程度

参考:統計検定公式ホームページ

統計検定1級は統計数理と統計応用の合格が必要です。

どちらかに合格した場合、試験合格の有効期間内に合格できなかった方に合格すると1級合格となります。

試験合格の有効期間は10年間です。

統計検定の難易度

統計検定の各検定級の難易度は下記の通りです。

検定級検定レベル
1級統計検定準1級までの知識を基に、データ解析に深くかかわるような大学専門分野修了程度
準1級大学で学ぶ基礎的講義に続いて統計学の適切な各手法を応用できる程度
2級大学基礎科目レベルの統計学の知識の習熟度と活用できる程度
3級大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力が評価・認証できる程度
4級統計表やグラフ、調査・実験、確率の基礎知識と活用できる程度
統計調査士統計検定3級合格程度の基礎知識と、社会人に求められる公的統計の理解と活用力があるレベル
専門統計調査士統計検定2級合格程度の基礎知識と、社会や経済で利用される統計や各種データの作成過程や利用上の留意点などに関する総合的な知識があるレベル

統計検定は数学が得意な方は比較的理解しやすい検定ですが、数学が苦手な人には難易度が高い検定です。

統計学はどの職種にも活かせる学問なので、苦手な方も克服し、挑戦することをおすすめします。

統計検定の合格率と試験会場

2018年11月25日に行われた統計検定の受験者数と合格率は下記の通りです。

検定級受験者数合格者数合格率
1級
統計数理
592人124人20.9%
1級
統計応用
548人108人19.7%
2級1,896人792人41.8%
3級1,391人899人64.6%
4級319人177人55.5%
統計調査士495人274人55.4%
専門統計調査士323人87人26.9%

参考:統計検定公式ホームページ

統計検定の試験会場は、札幌・仙台・東京23区内・立川・松本・名古屋・大阪地域・福岡地域で行われます。

2級、3級、統計調査士検定はCBT方式での受験も可能です。

統計検定の勉強法

統計検定の勉強法は公式テキストや過去問題集で学習する方法と各種通信講座やスクールに通って学習する方法があります。

統計学は現在注目されている学問なので、さまざな講座やスクールがあります。

予算に合わせた学習方法で学習づることえおおすすめします。

公式テキストや関連書籍も多数販売されいて、独学でも十分合格が狙える検定です。

統計検定公式ホームページで過去問題も公開されています。

統計検定を取得するメリット

統計検定のメリットはビジネスに繋がりやすい検定です。多くの企業でビッグデータの活用が行われています。

企業も統計学を学んでいる人材を必要としているので、転職や就職に有利な資格といえます。

メリットをまとめると、

  • 就職や転職時のアピールポイントになる
  • 統計学の知識を客観的に証明できる
  • データ分析で作業の効率化・売上アップなどに繋がる

などです。

統計検定に挑戦しよう

統計学は現在のビジネスマンに必須のスキルになりつつあります。

多くの企業でビッグデータが活用され、そのデータから商品開発や販促プランなどが練られています。

統計検定は統計学の知識を客観的に証明できる他、統計学を学ぶきっかけにもなるおすすめな検定です。

統計学に興味がある方や、統計学を客観的に証明したい方などはぜひ統計検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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