仕事で文書作成をする方や事務員の方などにおすすめの検定!ビジネス文書検定について知ろう

民間資格

パソコンやタブレットなどは現代のビジネスマンにとってなくてはならないものです。

インターネットの普及で社内、社外問わずメールや文書作成や提出もほぼパソコンで作成を行います。

友達同士や気の知れた仲間内だけのやり取りならば、多少文章がおかしくても気にする必要はありません。

しかし、仕事のメールや文書作成はやはりきちんとした文章でなければ、社会人として評価が下がります。

ビジネスの場での正しい文章の書き方や、正しい文書を作成するスキルを身につけたい方にビジネス文書検定はおすすめの検定です。

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ビジネス文書検定とは?

ビジネス文書検定は公益財団法人実務技能検定協会が実施している文部科学省後援の民間資格です。

公益財団法人実務技能検定協会は社会人の方や就職を控えた学生などが活かせる検定を行っており、秘書検定が有名です。

ビジネス文書検定は「書き表す能力の育成」を目指し、ビジネスの場においての礼状や案内文など社会人としてのビジネス文書を書けるという客観的な証明になります。

試験は「表記技能」、「表現技能」、「実務技能」の3つの領域から出題されます。

ビジネス文書検定の検定級と試験概要

ビジネス文書検定には1級から3級までの検定級があり、試験は年間2回、7月と12月に実施されています。

1・2級、2・3級と併願受験も可能で、受験資格などはありません。

試験は筆記試験で行われます。

合格基準は「表記技能」、「表現技能」、「実務技能」の3領域で、それぞれの得点が60%以上で合格となります。

ビジネス文書検定の検定レベル

ビジネス文書検定の検定レベルは下記の通りとなります。

  • 1級

文書作成技能について、知識と技能が十分に身につき、必要に応じで適切に指導ができるレベル。

  • 2級

文書作成技能について、知識と技能の全般を身につけ、単独で普通の文書を正しく理解・作成することができるレベル。

  • 3級

文書作成技能について、知識と技能の基本を身につけ上司の指示に従い普通の文書を正しく理解・作成することができるレベル。

参考:公益財団法人実務技能検定協会

ビジネス文書検定の合格率

2019年6月30日行われた第65回ビジネス文書検定の受験者数と合格率は下記表をご覧ください。

検定級受験者数合格者数合格率
1級268人90人33.6%
2級1,080人687人63.6%
3級3,021人2,608人86.3%

参考:公益財団法人実務技能検定協会

合格率は比較的に高めで、しっかりと学習をして試験に臨めば1級の合格も可能です。

ビジネス文書検定が行われる都市

ビジネス文書検定が行われる都市は、札幌・仙台・成田・東京・横浜・上越・金沢・松本・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・高松・福岡・熊本・鹿児島・那覇で行われます。

原則16名以上で申し込める団体受験もあります。

ビジネス文書検定の勉強法

ビジネス文書検定の勉強法は問題集や受験ガイドがアマゾンなどで販売されているので、問題集や受験ガイドで独学をするしかありません。

合格率から見ても独学で十分に合格できる難易度なので、問題集などでしっかりと対策をとれば合格できます。

ビジネス文書検定を取得するメリット

ビジネス文書検定のメリットは勉強した知識が職場などですぐに活かせることです。

事務系の仕事や営業系の仕事の方などは得意先にメールを送ったり、礼状や案内文など毎日の文書作成に活かせます。

ビジネス文書検定は筆記試験で行われるため漢字にも詳しくなり、誤字脱字なども減ります。

他にも就職や転職時のアピールポイントにもなります。

メリットをまとめると、

  • インプットした知識をすぐに活かせる
  • 文書作成能力が上がることによって誤字脱字なども減る
  • 就職や転職時のアピールポイントにもなる

などです。

ビジネス文書検定に挑戦しよう

社会人になると文書の作成や書き方など細かい事は教えられる機会があまりありません。

インターネットで検索しながら書くことも一つの手段ではありますが、時間もかかり非効率的です。

得意先へのメールなどは送ってしまえば、消すこともできず知らずに非常識な人と思われてします可能性もあります。

仕事で文書作成をする方や、就職を控えた学生の方などぜひビジネス文書検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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