ドローンの認知度が広まり自分でドローンを飛ばして、空撮などをしたいと思う方も多いと思います。
ドローンは地上では撮影できない素晴らしい景色を撮影することも可能です。
ドローンを飛ばすのに免許や資格は必要ありませんが、ドローンの飛行に関する知識などは、ドローン操縦者として最低限知っておかなければいけないものです。
ドローン検定とは?
ドローン検定とは無人航空従事者試験とも言われています。
ドローン検定協会株式会社が主催する、民間資格となっています。
ドローンに関するさまざまな法令や、ドローンを安全に使用する知識などの問題を問われます。
ドローンは災害時などにも活躍をしていて、今後さらに色々な場面での活躍が期待できます。
ドローン検定の検定級と試験概要
ドローン検定には1級から4級の検定級があり、検定級に応じて出題範囲と難易度が異なります。試験概要を下記表にまとめました。
試験概要 | 各検定級共通 |
試験時間 | 90分 |
問題数 | 1問2点50問 |
試験形式 | 四肢択一のマークシート方式 |
合格基準 | 80点以上 |
となっています。
3級、4級は受験資格はなく誰でも受験できますが2級は3級合格者、1級は2級合格者しか受験ができません。
ドローン検定の検定会場と検定費用
ドローン検定は47都道府県で実施されていて、検定回数も多いため、受験しやすい検定となっています。検定費用は受ける等級によって変わります。
等級 | 受験料(税込み) |
ドローン検定4級 | 3,000円 |
ドローン検定3級 | 5,600円 |
ドローン検定2級 | 12,200円 |
ドローン検定1級 | 18,300円 |
ドローン検定の試験者数と級ごとの延べ認定数
最新の令和元年7月のドローン検定の受験者数は、1,200人で合格者数は924人となっています。
延べ認定数を見てみると、令和元年9月30日現在で
等級 | 認定数 |
ドローン検定1級 | 2,254人 |
ドローン検定2級 | 4,108人 |
ドローン検定3級 | 14,304人 |
ドローン検定4級 | 764人 |
参考:ドローン検定協会
となっています。3級の認定者が一番多いことがわかります。
ドローン検定の勉強方法
ドローン検定の勉強方法は、ドローン検定協会の公式テキストが、アマゾンやドローン検定協会ホームページから購入できます。
ドローン検定は電波法などの法令関連から航空工学などの専門知識を問われますので、テキストでしっかりと勉強をして検定に臨みましょう。
ドローン検定を受けるメリット
ドローンは資格がないと飛ばせないというわけではありません。
しかしドローンの飛行に許可が必要な場所や、飛ばす方法などで国土交通省への許可承認申請時に資格についての証明書を添付することができます。
添付することによって審査が免除されるわけではありませんが、ドローン飛行に対して知識があることを証明することが可能です。
一番のメリットはドローンや法令の知識を身に着けることによって、ドローンを安全に飛行させれるということです。
メリットをまとめると、
- ドローンを安全に飛行させることができる
- 許可承認申請時に資格を添付することでドローンについての知識があることを証明できる
- 市場規模が拡大しているので今後に期待ができる
などです。
ドローンを使った仕事
最近はドローンを使った仕事もいろいろあり、興味がある方も多いと思います。
ドローンを使った仕事はこれから先、まだまだ伸びる可能性が十分にあります。
いろいろな分野で活躍できる可能性があるドローンを使った仕事を紹介していきます。
空撮カメラマン
ドローンを使った仕事で思い浮かぶのは空撮カメラマンではないでしょうか。
TV撮影の現場でも活躍でき、アーティストのMV撮影などさまざまなシーンで活躍できます。
測量操縦士
ドローンは建築関係の測量でも活躍しています。
ドローンを操縦して測量、空撮、ソフトウェアの解析など幅広く活用されています。需要が高く、ドローン測量操縦士の求人は増えています。
薬品散布操縦士
農業の世界でもドローンは活躍しています。
広大な農地に薬品を散布するのは人間の手でやるよりも、ドローンを使ったほうが圧倒的に仕事の効率がいいです。
今後さらに需要が増えていく職種です。
講師やインストラクター
ドローンの操縦や知識を人に教える仕事です。
高度な知識と技術が必要となり、人に分かりやすく教えられるスキルも必要となります。
ドローンは今後さらに活躍が期待され、ドローン操縦士の数も増えることが見込まれるので、講師やインストラクターも需要が高まります。
ドローンに興味がある人はドローン検定に挑戦しよう。
ドローンは今後さまざまな業種で活躍すると思われ、需要もどんどん増えています。
まだドローンを飛ばしたことない人も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ドローンの機体価格も初心者用の安いものならば数千円から販売されています。
興味がある方はぜひドローンパイロットを目指し、ドローン検定にも挑戦してみましょう。
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