色に関する検定試験は複数あり、「色彩検定」や「カラーコーディネーター検定」、「カラーデザイン検定」などがあります。
カラーデザイン検定は実務に強い、色の戦略家を育成することを目的に開催されています。
色はさまざまな仕事で使います。
広告のデザインや、商品パッケージの開発、アパレルや広報などあるゆる業界で活用できるカラーデザイン検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
カラーデザイン検定とは
カラーデザイン検定とは国際カラーデザイン協会が主催する民間資格です。
国際カラーデザイン協会の会長はアートディレクターの浅葉克己氏が勤めています。
1級から3級まで検定級があります。
受験資格などはなく、年齢・学歴関係なく受験可能です。
色彩系の検定では比較的新しい検定となっています。
カラーデザイン検定の試験概要
カラーデザイン検定が1級から3級に分かれいて、どの級からでも受験が可能です。
カラーデザイン検定の試験概要を下記表にまとめました。
検定級 | 試験方式 | 試験時間 | 合格基準 |
1級 | 理論:マークシート方式(一部記述) 実技:記述式 | 理論:60分 実技:120分 | 満点の70% 前後 |
2級 | 理論:マークシート方式 | 80分 | 満点の70% 前後 |
3級 | 理論:選択方式 | 60分 | 正解率70%以上 |
参考:国際カラーデザイン協会
1級になると実技試験もあり、難易度が高くなります。
カラーデザイン検定の受験者データ
カラーデザイン検定は受験者数と合格率は公表されていませんが、年代別比率や男女比率、職業別比率が公表されています。
第16回カラーデザイン検定の職業別比率を1位から3位までまとめました。
検定級 | 1位 | 2位 | 3位 |
1級 | 専業主婦 72.7% | 専門学校生・専門生 9.1% | 流通・販売・小売り 9.1% |
2級 | その他 28.0% | 流通・販売・小売り 20.0% | サービス業 16.0% |
3級 | 学生 50.5% | 専門学生・専門生 42.3% | その他 3.6% |
参考:国際カラーデザイン協会
専門学生や専門生に人気があり、1級は専業主婦の方に人気があります。
どの級も女性の受験者が多いのが特徴の検定です。
カラーデザイン検定の勉強法
カラーデザイン検定は国際カラーデザイン協会ホームページやアマゾンなどで公式テキストや過去問題集が販売されています。
3級に関しては、国際カラーデザイン協会ホームページで無料で公式ガイドがダウンロードできます。
無料なので3級の受験をお考えの方にお勧めです。
ヒューマンアカデミーでは通信講座もあり、独学で学習するのが苦手な方にお勧めです。
自分に合った勉強方法で学習し、資格取得を目指せます。
カラーデザイン検定取得のメリット
カラーデザイン検定は、ビジネスに応用できる色の知識を取得できます。
学んだ知識を現場に活かせるので、ビジネスで色彩を扱う方にはピッタリの資格です。
色彩関係の仕事に就きたい方、転職を考えている方はカラーデザイン検定は有利になるスキルとなります。
メリットをまとめると、
- 色彩関係の仕事をしている方は仕事活かせる
- 就職・転職のアピールポイントになる
などです。
カラーデザイン検定に挑戦しよう
色はさまざまな仕事に関係しています。
カラーデザイン検定は仕事に直結した色についての知識を学ぶので、さまざなな業界にスキルを活かせる検定です。
色に興味がある方や仕事のスキルアップをしたい方など、幅広い方におすすな検定です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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