海外の宗教観から見ると日本人は少し変わっています。
クリスマスを祝ったり、年始には神社に初詣に出かけたり、お葬式は仏教に則って行ったりします。
しかし、日本人の日常の暮らしや文化には仏教の見方や考え方が組み込まれていると言われます。
例えば普段何気なく使っている言葉にも仏教由来の言葉があります。
「おかげさま」という言葉は神仏による助けやご加護によるという意味があります。
このように日常使う言葉にも仏教で使われる言葉が他にもたくさんあります。
日本仏教検定は日本仏教について学びたい方や興味がある方におすすめの検定です
日本仏教検定とは?
日本仏教検定は一般社団法人日本仏教協会が実施している民間資格です。
略称は「仏検」で、日本仏教を一般の多くの人に知ってもらうために検定が実施されています。
現役の僧侶が監修をしている検定で、一定期間内でインターネットや書籍などを使って調べながら回答をしていく検定試験です。
期間内に自ら調べながら回答ができるので日本仏教の知識がない方でも気軽に受験が可能です。
日本仏教検定の検定級と試験概要
日本仏教検定は1級から3級までの検定級があります。
段階的に仏教の知識を測る検定で飛び級での受験は認められていません。
試験概要を下記表にまとめました。
検定級 | 問題数 | 試験形式 | 合格基準 | 回答期限 |
3級 | 50問 | 文章の穴埋め問題 | 80点 | 2週間 |
2級 | 50問 | 一問一答形式 | 80点 | 3週間 |
1級 | 2問 | 論文記述 | 80点 | 2か月間 |
3級は受験資格などはなく誰でも受験することが可能です。
日本仏教検定の試験料と申込方法
日本仏教検定の申込方法は一般社団法人日本仏教協会ホームページのメールフォームから申し込みができます。
申込用紙に必要事項を記入して郵送し、受験料を振り込むと検定用の問題用紙、回答用紙などの資料が届きます。
受験料は3級が3,000円、2級が5,000円、1級が8,000円となります。
日本仏教検定の勉強法
日本仏教検定は試験を受けながら自分で調べながら回答する試験なので、特に事前学習は必要ありません。
日本仏教検定の目的は、大切な日本の文化を守っていく担い手を育てていくことが目的なので勉強と試験を同時に行える検定方式となっています。
日本仏教検定を取得するメリット
日本仏教検定取得のメリットは日本の文化・歴史を学べることです。
お寺を観光する観光客の方もいるので、観光業界の方にもおすすめです。仏教の歴史を学ぶことで散らない知識を得ることができ成長につながる。
メリットをまとめると
- 日本の文化・歴史を学べる
- お寺巡りなどがより一層楽しくなる
- 知らない知識を得ることで、成長につながる
などです。
日本仏教検定に挑戦しよう
日本人の宗教観は世界的にもめずらしいものですが、日常生活の中には自然と日本仏教の言葉などが取り入れられています。
日本仏教検定は無宗教の方も仏教を学ぶ、いい機会になります。
日本仏教に興味がある方や学びたい方はぜひ日本仏教検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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