売上アップや交渉を有利に進めれるビジネス心理が学べる！仕事で活かせるビジネス心理検定について知ろう

心理学はビジネスで非常に重要な学問となります。「ハロー効果」という用語をご存知でしょうか？

「ハロー効果」は一つの特徴においていい印象を受けると他の部分も実際以上に高く評価してしまう現象のことです。

例えば、会社の役職や肩書などがそうです。

取締役や統括本部長などの肩書きが名刺に書かれていると、その人がどういった経緯で、その肩書を得られたのかわからずにすごい人という印象が付きます。

交渉の場などでは肩書に威圧され、不利な条件で契約をしてしまう場面もあると思いますが、これは「ハロー効果」が働いているからです。

他にも一流の大学の出身者は仕事ができると思われがちですが、これも「ハロー効果」が働いています。

実際に仕事をしてもいないのに一流の大学を卒業しているから仕事もできるとは限りません。

このようにビジネスと心理学というのは密接に関わりあっています。

ビジネス心理学を学びたい方や、興味がある方にビジネス心理検定はおすすめの検定です。

ビジネス心理検定とは？

ビジネス心理検定は日本ビジネス心理学会が主催している民間資格です。

経営・人材育成などのマネジメントから営業・販売・消費者行動などのマーケティングの心理ノウハウを学び、実務に応用できるビジネス心理のプロフェッショナルを目指せる検定です。

ビジネス心理検定には初級、中級、上級、上級特別の4つの検定級があります。

さらに中級、上級、上級特別には経営心理・人事心理・営業心理・広告心理の4部門別に試験が行われます。

ビジネス心理検定は初級から順にランクアップしていく試験ですが、3年以上の実務経験がある専門家は飛び級制度として上級特別試験が用意されています。

試験概要を下記表にまとめました。

検定級	受験資格	問題数	試験形式	試験時間
初級	18歳以上	50問	四肢択一マークシート	90分
中級	初級合格者または初級免除の認定講座修了者	20問	記述式	120分
上級	中級合格者かつ認定講座を受講修了した方	筆記2問面接20分	記述式+面接	筆記90分面接20分
特別上級	専門部門に関する実務経験 3年以上かつ認定講座を受講修了かつオンライン講座を受講修了した方	面接	面接	30分

上級試験受験資格の認定講座の受講は地方の受験者などで、受講は難しい方はオンライン講座での振替受講が可能です。

ビジネス心理検定はオンライン講座修了や認定講座受講修了を受けると受講ポイントが付き試験に加点されます。

下記表にまとめました。