業種別の現場で活きる英語応対能力が身につく検定!英語応対能力検定について知ろう

民間資格

2019年はラグビーワールドカップ、2020年は東京オリンピック開催と世界中の人が日本に訪れる機会があります。

インバウンド効果で、英語で観光案内や接客できる人材の需要が非常に高まっています。

学校で英語は必須科目になっていますが、日本人の英語に対する苦手意識を持っている人は少なくありません。

日本で有名な英語の検定や資格は英検やTOEICが有名ですが、観光案内や接客で必要な英語力は「聞く」力と「話す」力が重要です。

観光業や接客業、海外の方と接する機会が多い方に英語応対能力検定はおすすめです。

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英語応対能力検定とは?

英語応対能力検定は株式会社学びUPコミュニケーションズが運営している民間資格です。

株式会社学びUPコミュニケーションズは株式会社旺文社、カシオ計算機株式会社、株式会社毎日新聞社の共同事業会社です。

英語応対能力検定は、従来の英語の資格・検定とは異なり、網羅的に英語を理解するのではなく、現場で必要なシーンの単語やフレーズを覚えて仕事で活きる英語対応力を問われる検定試験です。

英語応対能力検定の検定級

英語応対能力検定は検定級はありませんが業種別に検定試験があります。

「販売」、「宿泊」、「飲食」、「鉄道」、「タクシー」の5種類の業種と街中などで外国人に話しかけられたときの英語応対力を問われる「一般」の計6種類の検定試験の中から選べます。

業種別で違う問題が用意されているので職場ですぐに活かせる英語応対力が身につきます。

英語応対能力検定の業種別試験

英語応対能力検定の検定試験は選択式のリーディング・リスニングテストと、音声を録音するスピーキングテストで行われます。

「知識」、「理解」、「応答」の3つの観点で評価されます。「知識」は共通して、外国人客への応対に必要な語句、基本的な文法の知識が評価観点となります。

「理解」、「応答」は下記の通りです。

業種理解応答
飲食メニューや注文の仕方などの質問や要望を理解するメニューや注文の仕方などを説明、要望に返答したりする
宿泊部屋のタイプや宿泊料金、設備などの質問や要望を理解する部屋のタイプや宿泊料金、設備などについて説明、要望に返答したりする
販売商品の特徴や支払、配送などの質問や要望を理解する商品の特徴や支払、配送などについて説明、要望に返答したりする
鉄道列車の発車時刻や乗り継ぎなどについての質問や要望を理解する列車の発車時刻や乗り継ぎなどについて説明、要望に返答したりする
タクシー行き先や乗車から支払いなどの一連の手続きに関する質問や要望を理解する行き先や乗車から支払いなどの一連の手続きについて説明、要望に返答したりする
一般目的地への行き方や質問の内容などを理解する道順を説明したり、日本の習慣などの質問に返答したりする

参考:英語応対能力検定公式ホームページ

検定時間は全体で55分程度となります。

問題数はリーディングが28問、リスニングが31問、スピーキングが8問の計67問が出題されます。

英語応対能力検定の検定方法と受験料

英語応対能力検定はiBT方式という検定方式で行われます。

インターネットに接続ができるパソコン、スマートフォン、タブレットを使って受験をします。

試験期間中なら何時でも検定試験を受けれるので、お忙しい方でも気軽に検定試験に臨めます。スピーキングテストでは録音を行うのでヘッドセットや、マイク付きヘッドホンなどが必要となります。

受験料は6,500円で、クレジットカード決済もしくはコンビニ払いとなります。

英語応対能力検定の勉強法

英語応対能力検定は学習教材が豊富に用意されています。

業種別の公式テキストとeラーニングは旺文社から販売されています。さらに、CASIOからはデジタル英会話学習機も販売されています。

お手本と自分の録音した発音を比較できる、「発音トレーニング機能」や、「発音判定機能」などさまざまな機能が搭載されています。

詳しくは英語応対能力検定公式ホームページでご確認下さい。

さまざまな学習法が提供されているので、自分に合った学習方法で無理なく学べる検定です。

英語応対能力検定取得のメリット

英語応対能力検定は業種に合ったすぐに現場で活かせる英語応対力が身につくことが一番のメリットです。

インターネット環境があれば期間中に検定試験を受けれるので、日曜日が休みが取りにくい接客業や観光業界の方でも受験が可能です。

英語応対能力検定を企業で導入しているところも多くあり、同業他社との差別化もはかれます。

メリットをまとめると、

  • 現場で活かせる英語応対力が身につく
  • 検定期間内ならいつでも検定が受けれる
  • 同業他社との差別化をはかれる

などです。

英語応対能力検定に挑戦しよう

日本の文化は海外からの人気が高く、訪日観光客も増加傾向にあります。

東京オリンピックは延期が決まり、コロナウイルスの影響で観光客も減少していますが、終息後には多くの観光客が日本に来ることが予想されます。

英語応対能力検定は、難しい単語を覚えるのではなく、現場で通用する英語を学べる検定です。

観光業や接客業の方、英語で海外の方とコミュニケーションを取ってみたい方などはぜひ英語応対能力検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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