長期の休みが取れる夏休みや、年末年始、ゴールデンウィークなどに海外に旅行に行く人も少なくありません。
海外旅行はその国の歴史や文化に触れることができ、たくさんの刺激を受けることができます。
日本にはないスケールの違う大自然や、食べたことない料理や、日本と違う街並みなど、非日常を味わえます。
世界を感じることで視野も広がり、新しい価値観を発見することも可能です。
海外旅行が好きな方や旅を極めたい方、旅行業界に勤めたい方にに航空トラベル検定はおすすめの検定です。
航空トラベル検定とは?
航空トラベル検定は株式会社オーエフシーが主催する民間資格です。
株式会社オーエフシーは、国内外の航空会社に代わり国際航空旅客・貨物運賃などを国土交通省に申請する事業や、日本語による航空運賃のバイブルとも言われるOFCタリフシリーズの出版・販売などを手掛けている企業です。
株式会社オーエフシーは航空トラベル検定の他に国際航空運賃検定も実施しています。
航空トラベル検定は海外旅行の知識や航空業界の知識を深めることができる検定試験です。
航空トラベル検定の試験概要
航空トラベル検定には検定級はありません。
検定試験後の点数によって、評価がきまる検定試験です。
試験概要を下記表にまとめました。
問題数 | 100問 |
試験時間 | 60分 |
試験形式 | 多肢選択式 |
受験資格 | なし |
受験料 | 4000円(税抜き) |
航空トラベル検定の試験方式と合格基準
航空トラベル検定はCBT方式で試験が行われます。
全国のCBTテストセンターで受験が可能なので、とても受験がしやすい検定試験です。
受験資格もないので学生の方も社会人の方も気軽に検定試験を受験できます。
合格基準は1問10点の1,000点満点で、得点によって評価が決まります。下記表をご覧ください。
得点 | 評価 |
900点以上 | DIAMOND |
800点以上 | EMERALD |
700点以上 | SAPPHIRE |
600点以上 | RUBY |
590点以下 | なし |
900点以上のDIAMONDが最高評価となります。
航空トラベル検定の出題範囲
試験問題は、中学・高校時代に習った地理や実際の旅行も知識までさまざまな問題が出題されます。
出題範囲は以下の通りです。
- 都市のコード・所在地などについての問題:10問
- 空港のコード・所在地などについての問題:20問
- 通貨についての問題:5問
- 国、地域、国旗などについての問題:15問
- 航空会社、航空機などについての問題:20問
- 地理、時差の計算などの問題:10問
- 航空用語などについての問題:5問
- 国際関係や国際条約、旅行用語などについての問題:5問
- さまざまな組み合わせの複合的な長文問題:5問
- 日程表に関する問題:5問
航空トラベル検定の勉強法
航空トラベル検定は公式テキストや過去問題集は販売されていません。
中学校や高校で使っていた地理の資料やOFCのタリフシリーズなどが検定試験の参考書籍として活用できます。
公式テキストや過去問題集は販売されていないので、学習が難しいですが公式ホームページで問題例が出ているので、参考にしながら学習することをおすすめします。
検定試験は何度でも受験できますが、受験日の翌日から起算して90日間は再受験ができないので注意が必要です。
航空トラベル検定取得のメリット
航空トラベル検定取得の学習をすることで海外旅行についての知識が深まります。
旅行業界や航空業界にお勤めの方も知識の確認やスキルアップにもなります。旅行業界や航空業界で働きたい方も面接時のアピールポイントになります。
メリットをまとめると、
- 海外旅行についての知識が深まる
- 航空・旅行業界関係者の方は知識の確認やスキルアップになる
- 旅行業界や航空業界に就職・転職したい方は面接時にアピールポイントになる
などです。
航空トラベル検定に挑戦しよう
海外旅行は新しい発見ができるいい機会になります。
日本と違う文化に触れることで、さまざまな刺激を得ることができます。
海外旅行が好きで知識に自信のある方や、観光業界や航空業界で働いている方、就職・転職をしたい方などは航空トラベル検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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