働き方改革の影響で、多くの企業で副業が認められるようになりました。
すでに副業やダブルワークをしている方も多数いますが、「副業をしてみたいけれどんな仕事がいいかわからない」、「副業を初めて本業に影響がでたらどうしよう」など副業を始めたいけど踏み出せない人もいます。
副業を無理して頑張りすぎて、体を壊してしまえば元も子もありません。
自分のペースで、無理なく働ける副業をお探しの方におすすめの副業は文字起こしです。
文字起こしはさまざまな場面で活用されていて、テープ起こしや反訳、音声起こしとも呼ばれます。
自分の好きな時間に作業ができるので、子育てに忙しい主婦の方や、無理なく副業を始めたい方に文字起こしは人気の在宅ワークです。
文字起こし技能テストは、クライアントに文字起こしのスキルを客観的に証明することができる検定です。
文字起こし技能テストとは?
文字起こし技能テストは、一般社団法人文字起こし活用推進協議会が主催で行われる民間資格です。
文字起こしは発言された通りに記録する必要があり、一般常識や日本語についての幅広い知識も必要となります。
文字起こし技能テストは、漢字や敬語、文法などの知識も身につき、さまざまな業界用語を文字起こしする場合もあり、ブラッシュアップにもなります。
文字起こし技能テストの試験方法
文字起こし技能テストはインターネットを使っての試験になり、お使いのパソコンから受験が可能です。
スマートフォンやタブレットからの受験はできないので、注意が必要です。音声再生ソフトも必要で、Windows Media Playerなどで再生可能です。
試験で使用するデータを事前にダウンロードし、決められた試験開始時間からWEB解答用紙に文字起こしをしていきます。
文字起こし技能テストの試験概要
文字起こし技能テストは、新聞表記と速記表記の2種類の表記から受けるテストを選べます。
文字起こしを初めて学ぶ方は新聞表記がおすすめです。
文字起こし技能テストは知識編と実技編の2部構成となっています。
試験概要は新聞表記・速記表記共通です。下記表にまとめました。
問題数 | 試験時間 | |
知識編 | 20問以内 | 30分 |
実技編 | 4分45秒以上5分15秒未満の 音声 | 30分 |
次回の文字起こし技能テストは2020年5月24日に予定されています。
文字起こし技能テストの出題範囲
文字起こし技能テストの出題範囲は以下の通りです。
知識編
1.聞き取り 聞き誤りの発見など
2.一般常識 固有名詞、歴史的事実、時事用語、ビジネス用語、新語、略語など
3.言葉の知識 敬語、重複表現、故事成語や四字熟語、同音異義語など
4.表記 仮名遣い、送り仮名、漢字や数字の使い分け、カタカナ語など
5.話し言葉の処理 不要語の処理、語順の修正、変化した音の修正、助詞の修正など
6.文字起こしの知識 会議、講演、インタビューなどを音声起こしする際の知識
実技編
長さ約5分の音声を仕様書に従って起こします。
引用元:文字起こし技能テスト公式ホームページ
文字起こし技能テストのスコアとは?
文字起こし技能テストは合格、不合格などはなく、スコア制となっています。
学習スタート時の目標レベルは400点となっています。
目標レベル600点以上で、文字起こしの基礎を理解でき、実務で使えるれバルとなっています。
目標レベル900点以上で、文字起こしのエキスパートとして仕事ができるレベルとなっています。
文字起こし技能テストの勉強法
文字起こし技能テストは公式テキストや、過去問題集は販売されていて、全国の書店やアマゾンなどで購入ができます。
公式テキストには、演習用音声データや模擬試験もダウンロードができ、スコアアップには必須の1冊となっています。
スコアを伸ばすには、公式テキストや過去問題集の活用をおすすめします。
文字起こし技能テスト受験のメリット
文字起こし技能テストは、文字起こしのスキルや知識を客観的に証明することができます。
編集者や記者になりたい方にも面接時のアピールポイントになります。
在宅ワークや副業をお考えの方は、クライアントの信用が得やすくなり、仕事につながりやすくなります。
メリットをまとめると、
- 文字起こしのスキルや知識を客観的に証明できる
- 編集者や記者などの出版関係の仕事を目指している方は面接時アピールポイントとなります。
- 在宅ワークや副業でクライアントの信用を得ることができる
などです。
文字起こし技能テストに挑戦しよう
音声データなどを文字に起こすにはスキルと知識が必要となります。
文字起こしをしても誤字や脱字があると正確な記録をとることができません。
文字起こしに必要なスピードと正確さや知識は、日頃のトレーニングと勉強が大事になります。
在宅ワークや副業で文字起こしをしたい方や興味がある方は是非、文字起こし技能テストに挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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