不動産投資に興味のある方や学びたい方にオススメ！不動産実務検定について知ろう

不動産投資に興味はありますか？

老後資金2,000万円問題などから、将来の備えのために不動産投資をはじめる人や考えている人が増加しています。

不動産投資の賃貸経営は常に入居者が入っていれば、安定した収入を得ることができますが、空室が続くと固定資産税などの税金や、ローンなどで赤字になることもあります。

勧められるままに賃貸経営をしても素人が儲かるほど、あまい世界ではありません。

不動産投資で結果を出している人はしっかりと学習し、ビジネスとして考えられる人が多数です。

そこでこの記事では、不動産実務検定という日本初の不動産投資専門の資格について解説していきます。

不動産投資に興味がある方
賃貸経営がうまくいっていない方
不動産投資を始めてみたい方

はこの記事を参考にして、不動産実務検定に挑戦してみてはいかがでしょうか？

不動産実務検定とは？
不動産実務検定取得のメリット
不動産実務検定に挑戦しよう

不動産実務検定とは？

不動産実務検定は、一般財団法人日本不動産コミュニティーが実施している民間資格です。

不動産投資に関する実践知識を体系的に網羅した、日本で初めての不動産投資専門の資格です。

賃貸管理運営に関する知識や、有効な土地活用などが体系的に学べる資格で、これから賃貸経営をはじめたい方や、賃貸経営はうまくいっていない方、建築不動産関係の人にオススメの民間資格です。

全国各地で認定講座が開催されていて、認定校で学び試験に挑戦する方法と、独学で学び試験に挑戦する方法の2種類から選ぶことができます。

不動産実務検定の検定級

不動産実務検定には2級、1級、マスター認定の3つの検定級があります。

1級・2級は講座を受けずに受験することができますが、マスター認定は1級・2級に合格後、マスター講座を受け、実技試験に合格する必要があります。

1級・2級はCBT方式のコンピューター試験で行われます。

不動産実務検定の出題範囲

不動産実務検定の出題範囲は下記の通りになります。

2級：賃貸管理運営（満室経営）実務に関する知識
アパート・マンション経営に必要な法律知識、税務、ファイナンス、満室経営維持に必要な管理実務知識、賃貸契約の種類と締結方法、賃貸経営に関わるリスクへの対処法、コンバージョン・リノベーション・リフォーム手法の知識、入居者の多様化に伴う賃貸経営実務知識が対象。
1級：不動産投資に関する実務知識
ライフプランニングに応じた投資スタイル、不動産投資実務全般、不動産の調査、不動産関連法規、借地取引の基礎、競売の実務、事業収支計画、税務、ファイナンス、建築構造に関する知識など、総合的かつ専門的な不動産投資実務が対象。
引用元：一般財団法人日本不動産コミュニティー

1級・2級ともに不動産投資に関する実践的な知識を問われる内容となっています。

不動産実務検定の試験概要

不動産実務検定の試験概要を下記表にまとめました。

	1級	2級
問題数	50問	50問
試験時間	60分	60分
出題形式	四肢択一	四肢択一
合格基準	正答率70％以上	正答率70％以上
受験料（税別）	8,000円	7,000円

参考：一般財団法人日本不動産コミュニティー公式ホームページ

受験資格はなく1級からの受験も可能です。

1級・2級ともに合格後認定を受けるには、「入会金」・「年会費」・「認定料」が必要となります。

詳しくは会員規定総則をご覧ください。

不動産実務検定の認定講座

不動産実務検定には1級・2級・マスター認定の認定講座が全国で開催されています。

認定講座の修了試験に合格すると各級に認定されます。

修了試験の内容は、一般の試験と同じ内容ですが、受講得点として5問免除されます。1級・2級の認定講座の概要を下記表にまとめました。

	1級	2級
時間	全12時間（認定校の講座開催スケジュールによる）	全12時間（認定校の講座開催スケジュールによる）
費用	87,800円（税別）	36,800円（税別）
費用内訳	受講料・テキスト代・送料・受験チケット	受講料・テキスト代・送料・受験チケット

参考：一般財団法人日本不動産コミュニティー公式ホームページ

修了試験を受けるには、認定講座の出席率70％以上、宿題提出率70％以上が必要となります。