毎日さまざまなニュースがネットや新聞、テレビで報道されています。暮らしに直結するようなニュースから、海外情勢など内容はさまざまです。
今、世界や日本で何が起きているのかを知る上でニュースは大事な情報源です。
報道されているニュースを理解する力「時事力」を検定するニュース時事能力検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ニュース時事能力検定とは
ニュース時事能力検定は、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会をはじめ、さまざまな新聞社や放送局が主催で行われています。
N検とも呼ばれています。政治・経済・暮らし・社会・環境・国際の分野から問題が出題され、1級から5級まで検定級があり、小学生から大学生、社会人まで、幅広い方が受験されています。
ニュース時事能力検定の検定級と難易度
ニュース時事能力検定には1級から5級まの検定級があります。
受験資格はなく、どの級からでも受験できます。検定級別受験対象の目安を、下記表にまとめました。
検定級 | 受験対象目安 |
1級 | 大学生・一般 |
2級 | 高校生・大学生・一般 |
準2級 | 中学生・高校生・大学生・一般 |
3級 | 中学生・高校生・大学生・一般 |
4級 | 小学生・中学生・高校生 |
5級 | 小学生・中学生 |
一部の中学校や高等学校ではニュース時事能力検定を取り入れて、生徒の時事力を養うために活用されています。
ニュース時事能力検定の検定概要と合格基準
ニュース時事能力検定の概要を下記表にまとめました。
検定級 | 検定時間 | 問題数 | 出題形式 |
1級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 一部記述 |
2級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 |
準2級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 |
3級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 |
4級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 |
5級 | 50分 | 45問 | 四肢択一 |
四肢択一はマークシート方式となっています。
1級は一部記述式の問題もあります。合格基準は1級は80点程度、2級から5級は70点程度となっています。
ニュース時事能力検定の合格率
2018年度に行われたニュース時事能力検定の合格率は下記表の通りとなっています。(第41回から第44回の合計数)
検定級 | 志願者数 | 合格率 |
1級 | 375人 | 12.3% |
2級 | 6,033人 | 41.0% |
準2級 | 9,696人 | 40.4% |
3級 | 23,055人 | 56.8% |
4級 | 5,540人 | 81.1% |
5級 | 734人 | 92.2% |
1級の合格率が12.3%と低く、検定の難易度が高いことがわかります。
ニュース時事能力検定の勉強方法
ニュース時事能力検定の公式テキスト・問題集は公式サイトやアマゾン、全国の書店などで、検定級ごとに販売されています。
ニュース時事能力検定の2級から5級の問題は公式テキスト・問題集から約6割出題され、1級の記述式問題も約半数から問題集から出題されます。
公式テキスト・問題集を中心に勉強をしましょう。公式テキストは授業にも活用している学校もあり、ニュース時事能力検定以外でも活用できます。
出題範囲には検定日の約1か月前までのニュースからも出題されるので、テレビのニュースや新聞なども日々、目を通しておきましょう。
ニュース時事能力検定を受けるメリット
ニュース時事能力検定は小学生も受けれる検定で、さまざまなメリットがあります。
ニュース時事能力検定を受けると情報があふれる現代社会で、情報を正しく理解し、必要な情報を精査できる力も身につきます。
学生がニュース時事能力検定を受けるメリット
中学生や高校生は入試に役に立つというメリットがあります。
内申書などにも書ける検定で、全国約400校の大学や短大で、評価・優遇されています。
他にもニュース時事能力検定を受けることで、社会の教科にも強くなるというメリットがあります。
社会人がニュース時事能力検定を受けるメリット
ビジネスの場において、情報はとても大事なツールとなっています。
営業先での雑談などにも使え、ビジネスチャンスを逃さないためにも情報はとても大事になります。
日々報道されるニュースや時事問題をチェックすることで、ビジネスにも役に立ちます。
ニュース時事能力検定に挑戦しよう
インターネットやテレビで報道されているニュースや、新聞などの情報は日常生活やビジネスにおいても大事なツールとなります。
ニュース時事能力検定は小学生から社会人まで、とても役に立つ検定です。時事力を養いたい方や、キャリアアップを目指したい方にもおすすめの検定です。
ぜひニュース時事能力検定に挑戦してみましょう。
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